恩納村山田でヘリコニアを生産する松田さんは、現在就農2年目。
元々県外でサラリーマン勤めをしていました。
農業をなさっていたお父様が体調を崩したことがきっかけで沖縄へ戻り、その跡を継いでいます。
坪数約2,000坪の広い圃場では、ヘリコニアの他にドラセナ類やオクラレルカ、ジンジャー等、
栽培品目はバラエティに富んでいます。
この広い面積を一人で栽培しているなんて驚きです!
「父が残したモノがある。それを継いだだけ。だからそんなに苦労はしていないよ」と松田さん。
それでも台風が襲来すると強風でやられ、出荷が厳しくなるヘリコニア類。
7月に直撃した台風後の様子を尋ねると、「1ヶ月後には通常通り収穫できるようになった」と前向きな答えが返ってきます。
サラリーマン時代の精神的な苦労に比べたら、農業は体力的にきつくても楽しい。
朝早くから畑に出て、日中の暑い時間帯は畑を避けてボウリング。
3時から畑作業を再開させ、夕方には作業を終えて
近くにある海で釣りをすることが楽しみだと話します。
そんな松田さんに育てられた花は、
きっと前向きで元気いっぱいな花を咲かせることでしょう。
~市場・仲卸・花屋の皆様へ~
沖縄産ヘリコニアのPOPを店頭にてご利用いただければ幸いです。