Top  >  病害虫発生情報

12月 病害虫情報

【害虫対策】

スリップス、ダニ等は温度が落ちてくると生長も遅くなっていきますが、

密度が増えてくると通常の薬散では防除が難しくなってきます。

生育初期から粒剤を利用し、虫の密度を増やさないようにしましょう。

圃場にて大発生した場合は、通常の薬散間隔の間に薬散をはさむようにして下さい。

 

スリップスが潜んでいる場所:

①葉の表裏②圃場周辺③わき芽、冬至芽、④花の蕾や、芯部分に潜んでいます。

圃場周辺の雑草を除草した時に菊畑に入ってくる場合がありますので注意してください。

 

【病害対策】

12月~1月にかけて天候不良が続く見込みです。

白サビ病・菌核病が増える可能性があります。

発生してしまうと、駆除するのに相当の体力、経費がかかってきます。

 

雨が続き、湿度が高くなると病気の発生につながります。

対策としては、施設の場合は風が抜けにくく、加湿傾向になりやすいので、

側面を開けて風の通りを良くする、夕方からからの潅水を控えるなどの対策で、

予防も行なうようにして下さい。

12月 病害虫情報 | 沖縄県花卉園芸農業協同組合-太陽の花- | 沖縄県花卉園芸農業協同組合-太陽の花-